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2016/10/25
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埼玉県は東京都に隣接する首都圏エリアに位置するものの 人口に対する医師数は全国的にも見ても特に不足している地域になります。
群馬県、山梨県と隣接する 北部、西部エリアが県内の中でも医療過疎地エリアとなっているのが現状であります。
今回は埼玉県内における消化器外科の求人情報と専門医に関する情報を お伝えしていきたいと思います。
消化器外科は、言うまでもありませんが 食道、胃・十二指腸、小腸・大腸、肛門、肝臓、脾臓、胆道、膵臓といった器官を 主に外科手術を用いて治療する診療科になります。
扱う器官が多岐にわたるので、 腸が専門、胃・大腸がんが専門といった専門性を持った消化器外科医と なるのが大半のようです。
専門医になるには、日本消化器外科学会が認めた 認定審査をクリアする必要があります。
医師免許を取得した後、2年間の初期臨床研修を経て、 5年以上の消化器全般(疾患、外科、がん)に関する勉強、 手術に関する経験の上で初めて受験資格を得ることができます。
具体的に必要な手術経験としては、 難易度が低いものから高いものまで含め 総件数として450例以上は必要とされています。
必要な手術経験についてですが、 中難易度とされるものが胃や大腸のがん手術で、 高難易度は食道、肝臓、脾臓などの手術となっているようです。
最短で試験にパスしようと思えば医学部卒業後から、 8年間で消化器外科専門医になることができます。
試験内容は、書類審査→筆記試験に合格して 晴れて専門医となることができます。
合格率は例年で75%前後となっており、 試験自体の難易度はそこまで高くはないようですが 受験者の相対的レベルの高さとそこへ辿り着くまでの時間や経験が必要ということになります。
現在、全国の消化器外科専門医の総数は、6,131名となっており、 埼玉県内では消化器外科専門医の数は、213名で全国で9番目になります。 (2016年6月3日現在)
(出典 日本消化器外科学会)
埼玉県内の医師求人状況は、需給バランスから医療過疎地エリアほど年俸などの給与相場が高くなっている傾向にあります。
人口10万人対で見る医師数は全国でワースト1位となっていますが、 医師確保対策が効果を示しつつあり医師の増加率に関しては 全国でも高い値を示しています。
埼玉県内における各地域の転職アドバイスについて
都内からも十分アクセスの良い(イメージほど遠くない)場所が多くあり、 医師求人条件に関しても都内に比べて良い案件が全体的に目立ちます。
ぜひ埼玉県内の消化器外科での医師転職やバイトをお考えの先生は、 一度ご相談いただければと思います。
お問合せはこちらから
著者:医師転職コンシェルジュライター
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