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2016/10/27
Contents
彩の国(さいのくに)という県のキャッチフレーズを掲げる埼玉県。
公募によって選定されたもので、埼玉の多彩な魅力や発展の可能性を表したものとされ 県内の様々なところでその名称が使われています。
地域医療の取組について、目覚ましい進歩が見られる 埼玉県の取組と県内における循環器内科の医師求人情勢も合わせてご紹介させていただきます。
埼玉県内の医療機関には患者さんに対して、 3つの宣言が記載された宣言書を院内に掲示しています。
宣言書の内容は、以下の様式のものです。
1.十分な説明を行い、医療を提供します 2.診療時間の開示に協力します 3.セカンド・オピニオンに協力します
1.十分な説明を行い、医療を提供します
2.診療時間の開示に協力します
3.セカンド・オピニオンに協力します
事前に医師会または保健所が開催する研修会に参加する必要があり、 それを経て登録医療機関としてこの宣言書が交付されます。
宣言書が掲示されるようになった背景として、 患者さん目線の医療の普及・定着を目指したもので 医師と患者さんの間にオープンな関係性を築いていこうというものです。
埼玉県は人口当たり医師数が(年によっては)最少の県と言われていますが、 このような患者とのより良いオープンな関係が浸透していけば医師にとってもより魅力的なエリアとなっていくのかもしれません。 (出典:www.pref.saitama.lg.jp)
迫りくる高齢化社会に向けて、埼玉県ではいち早く対策をおこなっています。
現在のままでは、不足が想定される回復期病床の確保のために、 回復期用の設備を新築、増改築、改修を行う医療機関に対して それに掛かる工事費、設備整備費に関して一部補助するといったものです。
補助率も2分の1と大きなものなので、 この制度を活用し回復期病床を整備する医療機関が増えてくると さらに回復期病棟での医師求人ニーズが増えてくるものと予想されます。
埼玉県内では、平成28年3月31日現在、県内で2,248(病院322,診療所1,926)の医療機関が登録されています。※歯医者、助産所は対象外 (出典:www.pref.saitama.lg.jp)
最後に埼玉県の急性期病院から医師求人需要が強い診療科のひとつ、循環器内科の専門医数を見ておきましょう。 専門医制度である日本循環器学会認定の循環器専門医は日本全国で、 13,690名(2016年4月1日現在) 埼玉県においては、491名の循環器専門医が登録されています。 (出典:一般社団法人 日本循環器学会)
埼玉県内における医師転職マーケットの情報や、常勤医師求人やバイト情報を こちらから公開しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
埼玉県内の医師転職マーケットについて
著者:医師転職コンシェルジュライター
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