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2016/10/27
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消化器内科の疾患で多いのは、やはりガンです。 ガンの中でも私たち日本人(特に男性)に特徴的に多いものとして、胃がんが挙げられます(女性は胃がんよりも乳がんの罹患者数の方が多いようです)。
ちなみにアメリカでは、胃がんになる人はあまり多くはないと言われています。 約8倍の割合で日本人のほうが、胃がんの罹患者数が多いというデータもありますが、 なぜここまで日本人男性に胃がんが多いのでしょうか?
遺伝による先天性のものもあると言われていますが、 生活習慣による後天的な原因による患者さんが罹患者数の大きな割合を占めているようです。
胃がんになる恐れのある主な生活習慣として挙げられる要因の中でよく知られているのが以下のようなものです。 1.塩分摂取量が多い 2.タバコやお酒が好き(過度な摂取)
また統計データから、胃がん患者の多くがピロリ菌に感染しているというデータもあるようです。
ピロリ菌は60歳以上の戦後の衛生状態があまりよくなかった時代を経験された方の 7〜8割に感染していると言われています。
まだインフラ整備が整っていなかった戦後しばらくの時代は、 飲水として井戸水を飲んでいた人も多く、それにより感染してしまったのが原因とされています。
千葉県において『ピロリ菌と胃がんの発症リスク』の関係を 研究している医師がいらっしゃいます。
1983年のピロリ菌の発見から、胃がんとの関係性について 長きにわたり追跡調査を行ってきたのが国立国際医療研究センター国府台病院長の上村医師です。
発表した論文は、2000~2009年に臨床医学雑誌「The New England Journal of Medicine」、「The Lancet」の両紙に日本人として初掲載され、その研究内容は世界の医師から注目を浴びました。
現在では胆管疾患や膵疾患に対する内視鏡検査・治療、早期胃がん、食道がん、大腸がんに対しての粘膜下層剥離術(ESD)といった最新の治療も積極的に行っています。
【所属学会・認定・資格】 日本消化器病学会(理事・専門医・指導医)、日本消化器内視鏡学会(理事・指導医・専門医)、日本ヘリコバクター学会(副理事長・学術評議員・専門医)、日本内科学会認定内科医
(出典:https://dr-guide.net/)
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著者:医師転職コンシェルジュライター
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