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2016/11/15
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東京都内や神奈川県で複数の皮膚科クリニックを展開されている医療法人にて院長を募集する医師求人案件が出てきた。現在院長を務めておられる先生が来春退職予定となった為、新たな院長候補の医師を探している状況。
今回のコラムの場で、皮膚科で開業を考えているもしくは 院長の求人情報を探している先生方に呼びかけさせていただくことにしました。
業務内容としては皮膚科の臨床一般で、この法人では保険診療を主体に展開しておられるが、ピアスの穴開け、ケミカルピーリング、男性型脱毛症の治療(AGA)など一部は自由診療も行っておられる。
患者さんの来院数は、今回医師を募集する皮膚科クリニックでは多い時で一日150人、少ない時で80人くらいと、地域の患者さんから必要とされるクリニックとして堅実な経営状態を保っておられるようである。
安定した顧客(患者)基盤を築いておられるこちらの皮膚科クリニック。
待遇としては皮膚科専門医をお持ちの医師で土曜日を含む週5日勤務で施設管理者に就任していただく場合では年俸2,000万円程度を想定しておられる。
クリニック側としては週5日勤務をお願いしたいのが理想だが、週4日でもOKとのお話をいただいている。
開業を考えておられる皮膚科の先生は多いと思うが、大きな病院組織や医局を離れて、いきなりゼロから(借り入れも恐らく必要だろうから借金を背負ってという意味ではマイナスからか?)クリニック開業に踏み切るのは昨今容易では無くなってきている。
東京都内、特に23区、山手線の内側エリアは過当競争とも言えるくらいにクリニックが増えて経営環境が厳しくなっている。開業も多いが閉鎖(廃業や事業承継、M&Aを含め)も多い。
開業志望の医師の方には、まずは今回の院長募集のような「堅実経営を続けて地元に根付いた診療を通じ患者さんからの信頼を勝ち取っているクリニック」の院長職を経験してクリニック経営の実情を肌で感じてから、その先の医師としてのキャリアを慎重に選択されては如何だろうか。クリニック経営を学ぶ事ができ(疑似体験)、その上、安定した2,000万円の年俸が保証されているのである。
これからの時代は巨大組織(病院、医療法人)に身を置くのも悪くはないが、自分と気が合うメンバー(志を同じくする、あるいはベクトルが同じ方向を向いている医師仲間)で自分たちの目指す医療を少しずつ創っていく、小回りの利く組織で自らの居場所を創るというのもひとつの生き方だろう。
居心地が良く待遇も満足できれば、何も多大なリスクを取って自ら開業せずとも、そのまま院長職を続けるのも悪くない。
皮膚科クリニックの院長を募集する本案件にご興味のある皮膚科医の先生は詳細お問い合わせください。
お問合せはこちらから
著者:医師転職コンシェルジュライター
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