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2015/10/14
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今回は海外の医師求人募集情報についてご案内したい。 以前のコラムでドバイ(Dubai)の日本人医師求人募集情報をご案内したが、数日のうちに数人の医師からお問い合わせをいただいた。現在ドバイの医師求人募集案件については求人元と医師の間で来春からのドバイでの勤務開始に向け調整が進んでいる。
その際にその先生方からお聞きした声としては、「海外で働きたいと思っている医師は案外多い」という事である。 しかし、その一方で、「実際には海外の医師求人募集の情報も案件自体も少ない」、「ドバイで日本人医師が働けるとは思ってもみなかった」といったものである。
実際、日本人医師にも海外勤務先として人気が高いシンガポールなどは日本の医師免許が通用する数少ない国のひとつであるが、現在シンガポールは日本人医師の総数規制を行っており日本人医師数は30名までに制限されている。なかなかポストの空きが出ない為、海外勤務を希望しても数年待ちでチャンスを窺うより他無いというのがシンガポールの日本人医師に対する求人募集の実情である。
そして、今回入ってきた日本人医師に対する海外医師求人募集案件であるが、今回は珍しい国からのものである。 その珍しい国とはモンゴルである。正式名称はモンゴル国。 東と南を中国・内モンゴル自治区と、西を中国・新疆ウイグル自治区と、北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国である。 首都のウランバートル(人口約122万人)にモンゴル全体の半分くらいの人口が集中している遊牧民族の国というイメージが強い。 ここ最近では、モンゴルといえば大相撲をイメージする人が多いだろう。 朝青龍、白鳳、日馬富士、鶴竜など横綱を多く輩出し、現在の大相撲の番付上位は殆どがモンゴル出身力士といって差し支えない状況である。現にモンゴル出身の力士がここ数年の大相撲の優勝をほぼ独占する状態が続いており、モンゴル出身力士が大相撲界を席巻している。
モンゴルの言語はモンゴル語が公用語でモンゴル国民の95%程度がこの言語を話す。学校教育の場ではモンゴル語に加えカザフ語も使われているようである。
民族はモンゴル系が多数を占めており、大相撲の力士を見ても分かる通り日本人とも顔や体格がよく似ている。主な宗教はチベット仏教で歴史的にチベットとの関わりが深い。 モンゴル系以外ではモンゴルの西部へ行くとカザフ民族など少数のイスラム系民族が、北部にはロシア正教の影響を受ける少数民族が居住している。
モンゴルと日本との関係は大相撲による交流が盛んな事もあり、現在、非常に良好と言える状態にある。 友好関係のひとつの要因として、日本からモンゴルに対しては多額のODAが供与されている。 ある調査によると「日本に親しみを感じる」と回答したモンゴル国民の割合は7割を超えており、「最も親しくすべき国」では日本が堂々の第一位となっている。
今回のモンゴルでの日本人医師求人募集については、詳しい情報が入り次第、また次回以降のコラムでご紹介していきたい。 モンゴルでの医療活動、医師としてのモンゴルでの勤務に興味がある医師の方はまずは気軽にお問い合わせをいただきたい。
また、今回のモンゴルに限らず海外勤務にご興味がある医師の方は、本サイトの医師登録からご登録下さい。 海外からの医師求人募集案件が入った際にはご登録いただいている先生方には優先的にご案内させていただきます。
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著者:三木正孝
医師転職コンシェルジュ代表。医師の方が自分らしい働き方、ライフスタイルを過ごす事が出来る様な転職支援を行う医師転職コンシェルジュを運営しております。医療業界や医師転職に関する情報に独自の意見も加えて発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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