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2016/07/19
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先日、静岡県のとある公的病院グループの本部(医師採用窓口)から医師をどうしても採用したいので力を貸して欲しいとのご連絡をいただいた。 それを受け、医師転職コンシェルジュとしてどのような施策を取ればその公的病院グループのニーズに応える事ができるか色々と思案しているのだが、前回まで4回にわたって続けてきた「腎臓内科医の求人情報」が同じ静岡県でたまたま目に留まったので、ついでと言っては何だがまずはそれを簡単に下記ご紹介したいと思う。 静岡県で働く事に少しでも興味を持つ医師が増えてくれれば幸いである。
今回、静岡県で腎臓内科医を募集しているのは ◎静岡県立静岡がんセンター 平成14年に開院したがん専門病院である。平成21年に増床し現在の病床数は569床(開設許可病床数は615床)で、その名が示す通り、静岡県のがん治療を担う中核施設である。 全国的に見てもトップクラスのスタッフや設備を擁し、難易度の高いがん手術症例が多く集まっている。陽子線治療なども行っている静岡がんセンターは静岡県内のみならず、中部地方を代表するがん治療施設の一つである。
アクセスは新幹線「三島」駅(こだましか停車しない)の北口からタクシーで15分程の距離である。 車だと東名高速「沼津」ICか新東名高速「長泉沼津」ICから10分程のアクセスとなっている。余談ながら富士山が毎日眺められる立地であり沼津は魚も旨い。
【腎臓内科医に期待する診療内容】 ・がん患者に対する術後、敗血症、抗がん剤治療後の急性腎不全の管理や持続的血液濾過透析やエンドトキシン吸着など ・がん患者に高率に合併する高カルシウム血症や低ナトリウム血症などの電解質異常の診断及び治療や緩和医療が必要な透析患者のケアなど
【医師募集の概要】 応募資格:原則として医師免許取得後3年以上の医師 医師数:209名(常勤120名、非常勤15名、レジデント74名) 身分:地方公務員(静岡県職員) 配属:県立静岡がんセンター 腎臓内科 待遇:県給与条例(医療職給与表等による) 医師経験年数を考慮して職位等を決定 選考方法:当センター医師等採用委員会による書類選考及び面接選考
となっており、医師数も充実しているなかなかの大所帯の病院である。身分は地方公務員となる為、原則的には外勤(アルバイト)は禁止だろう。
腎臓内科の他、麻酔科、緩和医療科(緩和ケア)、乳腺外科、腫瘍精神科、脳神経外科、内視鏡科、画像診断科、IVR科、放射線治療科・陽子線治療科、病理診断科などでも常勤医師を募集している。
年収条件等の明示はなされていないが、こういった施設は年収云々よりもスキルアップや症例経験を積みたいと考える医師、特にこれからしっかりとしたキャリア構築をしていきたいという若手ドクターにとっては働く職場として魅力的な施設の一つではないだろうか。レジデント医師も多く在籍しており先輩医師、後輩医師多数に囲まれて最先端の施設で働く事はこれからの長い医師人生を考えると、良き仲間(医師人脈)を得るのに適した職場環境を選択するという意味において大切な事かもしれない。
静岡県では様々な医療機関で医師を募集しているので、静岡で働く事に少しでも興味をお持ちの医師の方は、まずは下記リンクより医師転職コンシェルジュにご登録ください。
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次回以降、静岡県の医師求人募集についての話題を続けたい。
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著者:三木正孝
医師転職コンシェルジュ代表。医師の方が自分らしい働き方、ライフスタイルを過ごす事が出来る様な転職支援を行う医師転職コンシェルジュを運営しております。医療業界や医師転職に関する情報に独自の意見も加えて発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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