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医療法人共生会 松園第二病院
NEW! 2024/09/03更新
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岩手県の医師求人に関するよくある質問
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岩手県のスポット求人、定期非常勤の医師求人はありますか? |
定期非常勤の医師求人には強みがあります。ご希望に応じオーダーメイドでお探しいたします。スポット求人も寄せられますが、医師転職コンシェルジュは常勤と定期非常勤のサポートに重きを置いている為、スポットに関してはあまり強いとは言えません。
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岩手県の医師転職・医師求人マーケット
◆岩手県の医師数201.7人 全国平均246.7人
※医療機関勤務医数(人口10万対、2018年)
岩手県の医師数(医療機関勤務医数、人口10万対)は、全国平均を依然として大きく下回っている。医師数は全47都道府県のワースト5位、東北地方ではワースト1位となっている。岩手県全域で医師の求人募集ニーズは強い状況が続いている。
岩手県の医師総数は2,673人、うち、医療機関に勤務する医師数は2,503人。
◆岩手医科大学附属病院が、岩手県唯一の特定機能病院
岩手医科大学附属病院(岩手県紫波郡矢巾町=盛岡市の南)が高度医療の提供、高度医療技術の開発 及び 高度医療に関する研修を実施する役割を担っており、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センターをはじめ岩手県における三次医療提供体制の中核的拠点として高度・専門医療を提供している。
◆岩手県は公的病院の割合(一般病床数の54.2%)が全国最高水準
岩手県の病院の状況を見てみると、山間地が多い事や都市部への交通アクセスが十分では無かった事、また、民間医療法人が不足している地域が多い事などから、県立病院や市町村立医療機関をはじめとする公的医療機関が整備され、病院全体に占める公的病院の割合(一般病床数の54.2%)が全国最高水準にあり、特に県立病院が占める割合(同38.7%)は群を抜き高くなっており、岩手県の医療の主要な機能は公的病院が担っているのが特徴となっている。
◆岩手県の震災後の状況
東日本大震災津波からの復興に向けて、三陸沿岸道路が「復興道路」として、また、宮古盛岡横断道路、東北横断自動車道釜石秋田線が「復興支援道路」として、2020年の全線開通を目指して整備が進められている。岩手県内の復興道路、復興支援道路は無料で通行可能(東和~花巻間を除く)となっている。
[医療機能の回復・施設の再建状況]
東日本大震災により被害を受けた岩手県内の医療提供施設418施設(うち沿岸180施設)のうち、41施設が廃止となったが、平成30年3月1日現在で、残る377施設(うち沿岸141施設)全ての医療提供施設において、診療や営業を継続、または再開している(一部、仮設による診療を含む)。
(気仙保健医療圏)
- ① 県立大船渡病院に津波被害が無かった事から、圏域内の4疾病の高度・専門医療機能は維持されている。
- ② 県立高田病院(仮設病院)は全国随一の「仮設病院」として診療活動を行っていたが、2018年3月に陸前高田市の高台整備地に本設病院を建設し移転完了。 以前と変わらず陸前高田市内唯一の一般病院として、さらに全国に先がけて少子高齢化が進む地域社会を支え継続していくためのインフラとして、病院運営を行っている。
(釜石保健医療圏)
- ① 中核病院である県立釜石病院の耐震補強工事完了により病床数が回復し、4疾病の高度・専門医療機能も回復している。
- ② 県立大槌病院が再建。5年間の仮設診療所での外来診療を経て、新病院が完成。平成28年5月から新たに診療を開始している。
(宮古保健医療圏)
- ① 中核病院である県立宮古病院における4疾病の高度・専門医療機能が回復。県立山田病院も平成23年7月4日より山田町北部の総合運動公園内に県立山田病院仮設診療所として復旧し診療を行ってきたが、平成28年9月1日に災害に備えて標高30mの高台に新たな岩手県立山田病院が一般病棟50床にて開院。すぐ隣に警察、消防の施設も建てられる予定となっており、山田町の震災後の復興計画にて公共防災拠点となっている。
- ② 県立宮古病院と県立山田病院の外来患者数が増加しており、この2つの県立病院が、廃業した民間診療所(3施設)が担ってきた役割を補完している。
医師求人ニーズが強い岩手県
一般病院での通常の働き方(週5日勤務、当直数回)の場合、求人票上の年俸は2,000万円くらいまでという求人案件が中心となるが、なかには精神科病院の役職求人(副院長など)で年俸2,500万円といった高額給与を提示する医療機関が散見される。岩手県では多くのエリアで医師不足に陥っており、盛岡市や奥州市、花巻市といった都市部でも恒常的に常勤医師を募集している医療機関が散見される状況だ。思うように医師採用ができない医師不足の医療機関は多く、週3日勤務、週4日常勤、高額年俸、日給・時給の高い非常勤(日勤・当直・日当直)、曜日指定のパートといった医師求人が見られる。医師求人需要が旺盛な為、常勤でも年齢不問、勤務日数の調整など交渉が比較的しやすい医療機関があるのが岩手県の医師転職マーケットの特徴となっている。
都市部への集中は医師の立場に立って考えると致し方無い部分もあり、へき地への医師派遣の役割は大学医局によって支えられてきたが、それも難しくなっており自治体病院、民間病院を問わず、自前での医師の採用に力を注ぐ医療機関が多くなっている。
岩手県では盛岡医療圏以外のほぼ全域で慢性的に医師が不足傾向にあり、地域偏在が顕著となっている。それら地域では常勤、非常勤ともに医師の求人は旺盛で年収相場、バイトの給与相場も高め。転職で年収アップをお考えの医師は岩手県の求人案件を転職の選択肢に入れるのも良いだろう。また非常勤などのアルバイト先を探す医師にとってはバイト案件は豊富とは言い難いが給与相場は高い傾向にあり、良いバイト案件に恵まれれば、効率よく年収アップを図れるだろう。
◆岩手県の医師求人の傾向は?
常勤医師の求人としては、内科系(一般内科、消化器内科、循環器内科)、整形外科、一般外科、精神科、泌尿器科、産婦人科、人工透析(腎臓内科)など様々な求人があり、クリニック医院の管理医師求人、院長募集、定期非常勤、当直バイト、単発バイトなどの医師求人も多くはないが不定期に発生する。産業医求人や製薬会社の医師求人といった臨床以外の募集はあまり見られない。入職時期は応相談、随時というのが一般的。
◆岩手県での医師転職活動の成否は?
盛岡市、花巻市、奥州市、久慈市など医師からの人気が高いエリアであっても病院や診療科によっては常勤正職員(常勤医)が不足している医療機関が存在する。常勤医不足で定期非常勤の医師やスポット医師求人で凌いでいたり、常勤医の負担軽減の為、当直は非常勤医師で回すなど、当直医を募集している医療機関が存在する。とはいえ、全般的に見て公的病院など有力病院の常勤医師については大学医局との緊密な関係から比較的充足している医療施設が多いのが岩手県のマクロ的な状況である。
従って、岩手県で転職を検討している医師は医師数が不足気味のエリアの医師求人も条件次第で転職候補に入れて医師求人募集案件を探してみると良いだろう。
交通アクセス、公共交通網が充実しているとは言い難い岩手県では、駅から徒歩で通える病院やクリニックからの医師求人は限定的。エリアを広げて検討する事が転職失敗を防ぐひとつの方法と言えるだろう。逆に言えば、エリアを絞り過ぎると職場の選択肢がかなり少なくなってしまう。その理由は、有力な基幹病院の多くは大学医局と何らかの繋がり(医師派遣を受けているなど)があり、外部からの医師を自由に自己裁量で採用できる医療機関は限られてくる事、そして、年齢や経歴、医師経験年数が近く、専門領域が重なる医師が既に在籍している場合は、役職ポジション(センター長、診療科長、部長といった肩書)や医師構成の年齢バランスの問題から採用を見送るケースが多いためである。
岩手県周辺では急性期からケアミックス、療養型、クリニック、在宅医療、精神科病院、老健施設まで様々な医療機関、診療科目において医師求人が見られるが、転職をお考えの医師には希望の医師求人案件や希望する勤務形態(常勤、定期非常勤、期間限定、臨時・・・など)を実現できる医師転職案件がそれほど多くは無いという事を念頭に置いて転職活動を進めた方が良いかもしれない。
◆岩手県での転職候補先選定は?
転職候補先病院の選択には、診療内容や症例数、治療方針、外来コマ数、主治医としての病棟担当患者数、救急の忙しさ、緊急対応、オンコール体制、学会補助、研修制度、看護師などコメディカルスタッフの質など、まずは想定される業務面や福利厚生から病院を絞り込んでいくと良いだろう。大学医局との関係確認も勿論重要だ。そして、年俸などの給与体系(当直手当、各種手当、歩合、インセンティブの有無なども)、給与の支給方法、研究日、休日、休暇など待遇面で絞り込んでいくと自ずと候補先は絞り込まれていくだろう。面接時にはより具体的に、外来コマ数、病棟管理の担当患者の数、当直回数、夕診、夜診、早出、遅番などの確認も必要だ。
岩手県は北海道に次いで「全国2位の広い県面積」の為、全域をカバーするように県立病院が配置され県内の急性期医療を担ってきたが、震災で被災し、その機能が回復途上の医療圏もあり、上記の沿岸部3医療圏を中心に医師の力を必要としている医療機関が多い。岩手県の医療機関へ転職・入職をお考えの医師は是非お声掛けください。ご希望条件に合った医師求人募集案件をご紹介いたします。
一方で、県庁所在地で岩手医科大学附属病院のある盛岡市周辺(盛岡医療圏)に岩手県全体の医師数の5割を超える医師が集中・偏在しているが、ここから沿岸部の県立病院へ応援に出向く医師も少なくない模様。
盛岡市周辺から青森県八戸市にかけては岩手医科大学の医局人事に医師の派遣を依存している施設が多く、一方で盛岡以南の東北新幹線の沿線エリアから宮城県に近い一関市などでは東北大学の影響が強い医療機関が多いようだ。
県全体で元々も医師数が少なく県を挙げて県立病院の医師確保に力を入れてきた岩手県であるが、医師の絶対数の不足に地域偏在も顕著であり、医師を恒常的に求めている医療機関は多い。
岩手県の人口は128万人で青森県に次いで全国32位。
病院数は93施設。近隣県を見てみると青森県102施設、宮城県142、秋田県74、山形県68、福島県130となっている。
人口10万対病院数では岩手県は7.3施設、青森県7.6、宮城県6.0、秋田県7.0、山形県5.9、福島県6.6、東京都4.8となっており、岩手県の人口10万対病院数は全国平均(6.7施設)を上回る水準となっている。
岩手県の医師の平均年収
岩手県の医師の平均年収を、平均年齢・平均勤続年数と合わせて見てみよう。
なお、下記データは岩手県の主たる勤務先(常勤先)からの給与のみで、
外勤先からのバイト収入は含まれていない。
(Source:厚労省・平成30年賃金構造基本統計調査)
男女計 | 男性医師 | 女性医師 | |
---|---|---|---|
平均年収 | 1,664万円 | 1,739万円 | 1,189万円- |
平均年齢 | 55.9歳 | 59.6歳 | 32.5歳 |
平均勤続年数 | 5.8年 | 6.6年 | 0.5年 |
常勤医師の取扱い(定義)
(1)常勤医師とは、原則として病院で定めた医師の勤務時間の全てを勤務する者をいう。
ア 病院で定めた医師の勤務時間は、就業規則などで確認すること。
イ 通常の休暇、出張、外勤などがあっても、全てを勤務する医師に該当する
(のは当然である、と医療法第25条第1項に記載してある)。
(2)病院で定めた医師の1週間の勤務時間が、32時間未満の場合は、32時間以上勤務している医師を常勤医師とし、その他は非常勤医師として常勤換算する。
一般的には1日8時間で週4日勤務であれば週32時間をクリアできるので常勤医師という身分になる。
常勤週3日を望む声が一部医師から聞こえてくるが、医療機関側がかなり柔軟な勤務体系を容認してくれないと現実的には容易ではない。
医師ひとりひとりがライフスタイルと収入のバランスを考えながら最適な働き方を選んでみては如何だろうか。
岩手県の医療行政と医療機関の特徴
岩手県のがん治療中核病院を中心に見てみよう。
2次医療圏 | がん診療拠点病院 ★は都道府県がん診療連携拠点病院 |
その他の主要な病院 |
---|---|---|
盛岡医療圏: 人口48万人(盛岡市、八幡平市、零石町、葛巻町、岩手町、滝沢村、紫波町、矢巾町) |
・岩手県立中央病院 ★岩手医科大学附属病院 |
|
岩手中部医療圏: 人口23万人(花巻市、北上市、遠野市、西和賀町) |
・岩手県立中部病院 | |
胆江医療圏: 人口14万人(奥州市、金ヶ崎町) |
・岩手県立胆沢(いさわ)病院 | |
両磐医療圏: 人口14万人(一関市、平泉町、藤沢町) |
・岩手県立磐井病院 | |
気仙医療圏: 人口7万人(大船渡市、陸前高田市、住田町) |
・岩手県立大船渡病院 | ・岩手県立高田病院 [精神医療] ・岩手県立大船渡病院 |
釜石医療圏: 人口5万人(釜石市、大槌町) |
・岩手県立釜石病院 | ・岩手県立大槌病院 |
宮古医療圏: 人口9万人(宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、川井村) |
・岩手県立宮古病院 | ・岩手県立山田病院 |
久慈医療圏: 人口6万人(久慈市、普代村、野田村、洋野町) |
・岩手県立久慈病院 | ・国保種市病院 |
二戸医療圏: 人口6万人(二戸市、軽米町、九戸村、一戸町) |
・岩手県立二戸病院 |
○ 岩手県は、東北地方の北東部に位置し、沿岸部は太平洋に面している。北に青森県、西に秋田県、南に宮城県とそれぞれ隣接している。
面積は15,279km2(北海道に次ぐ全国2位の広さ)と広大で、人口は約128万人(青森県に次ぐ全国32位)。
○ 県庁所在地・盛岡市は人口30万人。国から中核市に指定されている。
○ 岩手県の医療機関(病院)数は、一般病院77、精神科病院15の合計92施設となっている。(平成25年度)
岩手県の医療政策の現状
岩手県は特徴として県立病院が県内医療の多くを担っているが多くの県立病院が東日本大震災で被災し、医療機関としての機能回復を急いでいる。これら県立病院へ県外から医師を招聘するようドクターバンクをはじめとした医師確保を県政の最重要課題の一つとして取組んでいる。これまで臨床研修医の増加など一定の成果も出ているが、医師不足の喫緊の課題に機動的に対応するため、即戦力となる医師の招聘に力を入れている。「医師支援推進室」が医師の勤務環境改善による定着支援や臨床研修環境整備の取組みなど医師の支援体制の一層の充実に向け、岩手県医療局が中心となって活動している。
岩手県の医師需給状況
○岩手県の医療施設に従事する医師数:2,458人
岩手県の人口10万対医師数:207.5人(全国平均251.7人)
(参考)岩手県の医師総数:2,631人
岩手県の医師数は平成22年に一旦減少した後、再度増加に転じている。平成26年に比較して9人の増加。岩手県の人口10万対医
師数は207.5人で増加が続いており、平成26年と比較して3.3人増加したものの、全国の 251.7人を44.2人下回っており、近年では全国との差が拡大傾向にある。
◆岩手県の保健所一覧
・県央保健所(八幡平市、滝沢市、雫石氏、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町)
・奥州保健所(奥州市、金ヶ崎町)
・中部保健所(花巻市、北上市、遠野市、西和賀町)
・一関保健所(一関市、平泉町)
・釜石保健所(釜石市、大槌町)
・宮古保健所(宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村)
・大船渡保健所(大船渡市、陸前高田市、住田町)
・久慈保健所(久慈市、普代村、野田村、洋野町)
・二戸保健所(二戸市、軽米町、九戸村、一戸町)
保健所では多くの公衆衛生医師が地域保健に携わっている。公衆衛生医師は、患者の痛みをわかる医師であると同時に、地域の健康課題に疫学や行政の知識・能力を用いて対応する事が求められる。
岩手県2次保険医療圏ごとの医師転職マーケットの状況
※病院数は平成30年6月、医師数(医療機関勤務医数)は平成28年12月末時点)
1.盛岡
医師数1,305人:人口10万対274.7人、全国平均240.1人、医師数は潤沢。
盛岡医療圏:人口48万人(盛岡市、八幡平市、零石町、葛巻町、岩手町、滝沢村、紫波町、矢巾町)
病院数39施設、クリニック数722施設
【盛岡市】
・岩手医科大学附属病院(一般1,088床、3次救急)
・岩手県立中央病院(一般685床)
・盛岡赤十字病院(一般438床)
・盛岡友愛病院(一般296床)
・独立行政法人国立病院機構 盛岡病院(一般250床)
・盛岡市立病院(一般180床)
・孝仁病院(一般126床)
・栃内病院(一般118床)
・もりおかこども病院(一般64床)
・内丸病院(一般60床)
・岩手県立療育センター(一般60床)
・川久保病院(一般60床)
・医療法人社団恵仁会 三愛病院(一般60床)
・松園第二病院(一般59床)
・荻野病院(一般58床)
・赤坂病院(一般52床)
・一般財団法人岩手済生医会 中津川病院(一般51床)
・八角病院(一般50床)
・特定医療法人 盛岡つなぎ温泉病院(一般48床)
・医療法人社団 髙松病院(一般40床)
・遠山病院(一般34床)
・一般財団法人岩手済生医会 三田記念病院
・都南病院
・未来の風せいわ病院
・盛岡南病院
・松園第一病院
・渋民中央病院
・盛岡観山荘病院
・ひめかみ病院
【滝沢市】
・栃内第二病院(一般144床)
・医療法人社団松誠会 滝沢中央病院(一般40床)
【岩手郡雫石町】
・いわてリハビリテーションセンター(一般100床)
・鶯宿温泉病院
【紫波郡矢巾町】
・医療法人社団帰厚堂 南昌病院(一般97床)
・みちのく療育園(一般54床)
【八幡平市】
・八幡平市国民健康保険 西根病院(一般60床)
・東八幡平病院(一般50床)
【岩手郡葛巻町】
・国民健康保険 葛巻病院(一般42床)
【紫波郡紫波町】
・平和台病院
2.岩手中部
医師数324人:人口10万対145.3人、全国平均240.1人、医師数は不足。
岩手中部医療圏:人口23万人(花巻市、北上市、遠野市、西和賀町)
病院数13施設、クリニック数140施設
【北上市】
・岩手県立中部病院(一般414床)
・社会福祉法人恩賜財団済生会 北上済生会病院(一般299床)
・花北病院
【花巻市】
・公益財団法人総合花巻病院(一般284床)
・岩手医科大学附属花巻温泉病院(一般150床)
・宝陽病院(一般112床)
・岩手県立東和病院(一般68床)
・独立行政法人国立病院機構 花巻病院(一般60床)
・イーハトーブ病院(一般50床)
・報昌会本舘病院
【遠野市】
・岩手県立遠野病院(一般177床)
・医療法人財団正清会 六角牛病院
【和賀郡西和賀町】
・町立西和賀さわうち病院(一般40床)
3.胆江(たんこう)
医師数211人:人口10万対157.5人、全国平均240.1人、医師数は不足。
胆江医療圏:人口14万人(奥州市、金ヶ崎町)
病院数9施設、クリニック83施設
【奥州市】
・岩手県立胆沢病院(一般337床)
・美希病院(一般149床)
・奥州市総合水沢病院(一般145床)
・岩手県立江刺病院(一般130床)
・美山病院(一般112床)
・奥州市国民健康保険まごころ病院(一般48床)
・奥州病院(一般36床)
・石川病院(一般20床)
・医療法人社団創生会 胆江病院
4.両磐
医師数204人:人口10万対159.4人、全国平均240.1人、医師数は不足
両磐医療圏:人口14万人(一関市、平泉町、藤沢町)
病院数10施設、クリニック70施設
【一関市】
・岩手県立磐井病院(一般305床)
・独立行政法人国立病院機構 岩手病院(一般250床)
・岩手県立千厩病院(一般148床)
・一関病院(一般139床)
・西城病院(一般66床)
・昭和病院(一般54床)
・一関市国民健康保険 藤沢病院(一般54床)
・ひがしやま病院(一般44床)
・岩手県立大東病院(一般40床)
・岩手県立南光病院
5.気仙
医師数94人:人口10万対149.2人、全国平均240.1人、医師数は不足。
気仙医療圏:人口7万人(大船渡市、陸前高田市、住田町)
病院数3施設、クリニック33施設
【大船渡市】
・岩手県立大船渡病院(一般370床)
【陸前高田市】
・岩手県立高田病院(一般41床)
・希望ヶ丘病院
6.釜石
医師数70人:人口10万対145.8人、全国平均240.1人、医師数は不足。
釜石医療圏:人口5万人(釜石市、大槌町)
病院数6施設、クリニック21施設
【釜石市】
・岩手県立釜石病院(一般272床)
・独立行政法人国立病院機構 釜石病院(一般180床)
・せいてつ記念病院(一般119床)
・釜石のぞみ病院(一般52床)
・釜石厚生病院
【上閉伊郡大槌町】
・岩手県立大槌病院(一般50床)
7.宮古
医師数93人:人口10万対109.4人、全国平均240.1人、医師数は著しく不足。
宮古医療圏:人口9万人(宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、川井村)
病院数6施設、クリニック40施設
【宮古市】
・岩手県立宮古病院(一般300床)
・宮古山口病院
・三陸病院
・宮古第一病院
【下閉伊郡岩泉町】
・社会福祉法人恩賜財団岩手県済生会 岩泉病院(一般98床)
【下閉伊郡山田町】
・岩手県立山田病院(一般50床)
8.久慈
医師数81人:人口10万対139.7人、全国平均240.1人、医師数は著しく不足。
久慈医療圏:人口6万人(久慈市、普代村、野田村、洋野町)
病院数4施設、クリニック22施設
【久慈市】
・岩手県立久慈病院(一般291床)
・久慈恵愛病院(一般39床)
・北リアス病院
【九戸郡洋野町】
・洋野町国民健康保険 種市病院(一般45床)
9.二戸
医師数76人:人口10万対138.2人、全国平均240.1人、医師数は著しく不足。
二戸医療圏:人口6万人(二戸市、軽米町、九戸村、一戸町)
病院数3施設、クリニック23施設
【二戸市】
・岩手県立二戸病院(一般253床)
【九戸郡軽米町】
・岩手県立軽米病院(一般54床)
【二戸郡一戸町】
・岩手県立一戸病院(一般48床)
岩手県での医師転職についてのアドバイス
岩手県は内陸部の県庁所在地・盛岡市周辺に高度医療機能が集中しており盛岡医療圏に医師の半数以上が偏在している状況である。大学病院(岩手医科大学附属病院)も盛岡医療圏の紫波郡矢巾町=盛岡市の南に立地している。
東北新幹線や東北自動車道沿線は交通アクセスは比較的良好で、花巻市からは釜石自動車道が東へ、北上市からは秋田自動車道が西へ(秋田県横手市方面へと)整備されている。
県北部の安代ジャンクションで東北自動車道(鹿角から弘前・青森方面)と八戸自動車道(八戸方面)へと他県へのアクセスも整備されている。
空路はいわて花巻空港が花巻市郊外に立地している。
一方、震災の被害が激しかった沿岸部は今も復旧・復興と県立病院の再建途上であり、三陸鉄道やJR在来線と国道45号線などが主要なアクセス手段である。
◎岩手県での暮らし・自然・文化は?
岩手県は「黄金の國、いわて」のキャッチフレーズ通り、かつてマルコポーロや西行法師、松尾芭蕉が憧れた理想郷の地であり、奥州藤原氏3代が栄華を誇った中尊寺金色堂(平泉)や岩手山、龍泉洞(日本三大鍾乳洞のひとつ)、三陸復興国立公園の中心をなす浄土ヶ浜や美しいリアス式海岸、八幡平などや古のロマンや自然美が県内随所に見られるのが魅力。久慈琥珀も有名。
岩手県はアメリカメジャーリーグ・エンジェルスで活躍中の二刀流・大谷翔平選手、花巻東高校の先輩でシアトルマリナーズに渡った菊池雄星選手を輩出した県でもありスポーツが近年盛んなようである。
◎岩手県の学力レベル・教育環境は?
教育面では盛岡第一や盛岡第三、花巻北などが医学部や東北大学、その他難関大学への進学実績が高い。
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