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医師転職コンシェルジュ代表。医師の方が自分らしい働き方、ライフスタイルを過ごす事が出来る様な転職支援を行う医師転職コンシェルジュを運営しております。医療業界や医師転職に関する情報に独自の意見も加えて発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

医師の履歴書

医師の転職に特化した履歴書の書き方【医師専用履歴書テンプレートあり】

多忙な医師の中には履歴書の作成を面倒な作業と感じている人がいるかもしれません。

しかし、医師の転職活動(就職活動)において履歴書は、とても重要です。

医師の転職用の履歴書(職務経歴書)に決まった形式や書式はありませんが、履歴書の内容をざっと一覧するだけで、病院が期待する業務を行うに足る能力と経験を持つ医師であることを示す情報をしっかりと抜け漏れなく記載することが医師転職用の履歴書作成の重要ポイントです。

多忙な医師があまり時間と労力を掛けずに、それでいて完成度の高い履歴書を簡単に作成できる方法を記事にまとめています。

また、当サイトから無料でダウンロードしてすぐに使える医師専用履歴書のテンプレートもご用意しましたのでご活用ください。

それでは、書類選考や面接で損をしない(マイナス評価を受けない)ための医師のための履歴書の書き方を紹介します。

医師の履歴書はパソコンで作成がおススメ(医師専用履歴書Excelダウンロード)

昨今の医師転職(病院の採用面接)の現場では、パソコン(Excel、Word、PDFなど)で作成した履歴書を提出することが一般的になっています。

しばしば「履歴書は手書きの方が良いですか?」と相談を受けますが、ほとんどの場合、パソコン作成の履歴書で必要十分です。

手書きでないからという理由でマイナス評価を受ける事はまず無いと考えてよいでしょう。

パソコンデータでしっかりとした履歴書を作成しておけば、日付や内容をアップデートするだけで簡単に複数の応募先病院に提出する事ができ、採用選考や面接設定がスムースに進みます。

医師専用の履歴書テンプレートをご用意していますのでダウンロードしてご活用ください。

【履歴書テンプレートのダウンロードはこちら】

「手書き履歴書でアピールしたい」、「字が綺麗な特長をPRできるので手書きにしたい」といった手書き履歴書にこだわりを持つ医師は、もちろん手書き履歴書で全く問題はありません(好印象を与えられると思います)。

しかし、応募先ごとに1枚1枚手書きで履歴書を作成するのは手間暇が掛かり、多忙な医師には大変です。

履歴書の提出を求められたら、日にちを置かずに出来る限り迅速に提出した方が病院の採用担当者の心象が良くなり、院長や理事長へ話を持っていく際や選考にもプラスの作用を及ぼしてくれるでしょう。

そういう観点からもパソコンで効率的に履歴書を作成する事をおススメします。

医師が履歴書を作成する際に押さえておきたいポイント

①【写真】顔写真を必ず貼付する

医師の履歴書の写真

顔写真の履歴書への貼付は必須とお考えください。写真の無い履歴書でも面接を受け入れてくれる病院(医療機関)はありますが、写真無し履歴書に対する印象は総じて良くありません。

(他の業界では写真無しの履歴書を提出した時点でまず書類選考を通過できないでしょう。)

履歴書はとても重要な書類です。

写真が無いだけで「重要書類を軽く扱う人=いい加減な医師かも?」とのマイナス評価から選考が始まってしまい損をします。

完璧な写真(100点)でなくても構いません。80点の写真で充分ですが、たとえ自撮り画像(50点)であっても(自撮り画像はあまりおススメしませんが・・・)、写真を貼らない(0点)よりは良いので履歴書には必ず写真を貼付しましょう。

②【趣味】面接が和む可能性あり

医師の履歴書の趣味

書類選考上の採否にあまり影響しませんが、趣味を記載しておくと面接時に場を和ませてくれる効果が期待できます。

初対面同士の面接の場はお互いに緊張するもの。

そんな時に趣味欄が話題の糸口になる事がよくあります。

理事長や院長と共通の趣味で話が弾んだという面接事例はたくさんあります。

病院の内情、仕事や待遇など本音が飛び出しホントのところが見えてくるかもしれません。

③【健康状態】医師として求められる通常業務に支障が無いかを記載

医師の履歴書の健康状態

病院側が確認したいのは通常業務に支障が無い健康状態かというポイントです。

採用担当者はこの欄を見て、採用予定の医師が問題なく業務を遂行できるかどうかを確認します。そのため、医師としての通常業務に支障がない持病の場合は「良好」と書いてOKです。

ただし、うつ病などメンタルヘルスを含め業務に支障をきたす恐れがある持病を持つ場合は告知義務違反や他の経歴も含め詐称とならないように正直に記載した方が良いでしょう。

④【医師免許】医籍登録番号まで記載する

医師の履歴書の医籍登録番号

できれば履歴書に「医籍登録番号」も記載しましょう。

病院側は応募者が本当に医師国家試験に合格し医師免許を取得している医師で間違いないか(ニセ医師ではないという)事実を確認します。

面接前の書類選考時に、履歴書に「医籍登録番号」の記載があると病院側の確認作業や面接設定がスムースになります。

⑤【資格】認定医、専門医、指導医などを記載する

医師の履歴書の資格

資格欄には学会認定の資格を記載しましょう。

認定医、専門医、指導医などの資格があれば年俸や役職(手当を含め)の交渉で有利に作用するなど資格の有無は待遇に大きく影響します。

⑥【志望動機】提出する病院ごとに志望動機を変更する

履歴書の志望動機

他の病院に応募した過去の履歴書をそのまま使い回したりしていませんか?

日付のアップデートは当然の事として、応募する病院に適合する志望動機をきちんと記載しましょう。

志望動機が応募先の病院の診療方針や取り組みと矛盾する内容になっていないか要確認です。

⑦【業績】代表的な業績を記載

医師の履歴書の業績

学会発表や研究論文の執筆などアピールしたいポイントに絞って代表的な実績を記載しましょう。

⑧【学歴】高校から記載する

医師の履歴書の学歴

医師の世界ではどの大学の医学部卒業かが重視される傾向が強いですが、履歴書の学歴欄には敢えて高校卒業から記載することをおススメしています。その方が丁寧で安心感を与えます。出身地(地元はどこか)のイメージが付きやすいというメリットもありますし、

最近は大学名だけの評価のみならず、地頭力や人間性のバランスなど様々な判断基準として出身高校名を確認する求人元が増えています。

⑨【学歴・職歴】略称を使わない(正式名称を正確に記載)

高校:〇〇県立〇〇高等学校(「高校」と省略しない)

大学:〇〇大学医学部医学科

職歴:病院名は医療法人名も省略せず、正式名称を正確に記載

⑩【賞罰】「賞・罰」ともに特に無い場合は、「特に無し」でOK

医師の履歴書の賞罰

「賞・罰」ともに特に無い場合は、「特に無し」と記載します。

「賞」については、アピールしたい受賞歴などがあれば記載しましょう。学会発表や研究論文、研究助成などでアピールしたいものはここに記載するか、業績欄に記載しても良いでしょう。

「罰」は、基本的には『刑事罰』を書く項目とされています。刑事罰とは、刑法犯罪で「有罪判決を受けて科された罰」のことです。懲役、禁固刑、罰金刑などが含まれます。

一方、車関連のスピード違反や駐車違反など(比較的軽い)交通違反は、『行政罰』に分類されているので、賞罰欄に書く必要はないとされています。

しかし、悪質・重大な交通事故(人身事故や酒気帯び運転など交通違反点数が4点以上のもの)や、傷害罪、公然わいせつ罪などの犯罪は告知義務があると考えられます。

まとめ

以上、医師の方に特化した履歴書の書き方をご紹介しました。医師の転職においても一般の会社員の転職と同様に履歴書の内容は重要です。細かく丁寧に記載しておくことで病院側の印象を良くすることができます。

改めて、履歴書の項目ごとのポイントをまとめておきます。

  • ①【写真】顔写真を必ず貼付(写真データアップロードはこちら)
  • ②【趣味】記入しておけば面接が和む可能性あり
  • ③【健康状態】医師として求められる通常業務に支障が無いか
  • ④【医師免許】医籍登録番号まで記載
  • ⑤【資格】認定医、専門医、指導医などを記載
  • ⑥【志望動機】提出する病院ごとに志望動機をきちんと記載
  • ⑦【業績】代表的な業績に絞ってアピール
  • ⑧【学歴】高校から記載
  • ⑨【学歴・職歴】略称を使わない(正式名称を正確に)
  • ⑩【賞罰】「賞・罰」ともに特に無い場合は、「特に無し」と記載

【履歴書テンプレートのダウンロードはこちら】

新型コロナウイルス(Covid19)感染拡大に伴い、医師募集を強化している病院の特徴

新型コロナウイルス(Covid19)感染拡大に伴い、医師募集を強化している病院の特徴

新型コロナが及ぼす病院の医師採用活動への影響は?

新型コロナが及ぼす病院の医師採用活動への影響は?

新型コロナの感染拡大で47都道府県に緊急事態宣言が発出されている本日時点(本稿執筆2020年5月14日)、医療機関はどのような状態なのか医師転職コンシェルジュに入っている情報を基にお伝えしたい。

東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都、北海道の8都道府県を除く39の県では緊急事態宣言が間もなく解除される見通しとなっているが、日本全国の医療機関ではコロナ疑い患者の受入れや発熱外来設置など懸命な対応が続いている。

新型コロナ患者対応の最前線に立ち、命懸けで診療や治療にあたっている医師や看護師など医療スタッフからは悲痛な声が上がる状態が2月から続いている中、医師採用の動きにも異変が起きている。

今、病院やクリニックなど医療機関では未だかつて誰も経験した事がない事態に直面している。

未知のウィルスである新型コロナ(Covid19)感染症の恐怖と感染対策などの対応に追われ、医療機関の現場では採用活動の優先順位は下がり、不要不急の業務という位置づけになるところが出てきている。

医師採用活動を休止する医療機関が増えてきているのだ。

一例を挙げるとその影響は全国に及んでいる。

4月初旬 岡山県の総合病院:落ち着くまで医師の採用活動をストップ(医師紹介の相談含め全て停止)

4月初旬 東京都23区内の総合病院 :一旦医師の採用はストップ

4月初旬 山梨県の総合病院:病棟にて罹患あり。スタッフ2名陽性→医師募集は継続

4月初旬 埼玉県の総合病院:医師採用継続(県の要請により障害者病棟をコロナ専用病棟へ調整中。障害者病棟患者の転院先確保等で慌ただしくなっており医師採用活動の進捗は鈍化)

4月中旬 福岡県の総合病院:医師の選考はゴールデンウィーク明けまで一時停止→医師の募集は継続

4月中旬 埼玉県の総合病院:今後1年間は医師の新規採用は停止する予定

4月中旬 北海道の公立病院:医師の採用は当面休止

4月下旬  千葉県の医療法人グループ全体:ゴールデンウィーク明けまで医師採用の面接実施不可(採用は継続)

4月下旬 神奈川県のクリニック:ゴールデンウィーク明けまで健診中止(事務長など事務方も在宅勤務でテレワークの為、採用活動も中止)

4月下旬 福島県の総合病院:医師の採用活動休止

4月下旬 宮城県の公立病院:医師の採用活動休止

4月下旬 大阪府の一般病院:ゴールデンウィーク明けまで医師の採用活動を一時休止

4月下旬 東京都の眼科単科病院:医師の採用活動を一時休止

健診・人間ドックの休止で非常勤先のアルバイトを失い給与ダウンの医師も。

健診・人間ドックの休止で非常勤先のアルバイトを失い給与ダウンの医師も。

新型コロナの感染拡大で健診事業・人間ドックなどの業務は不要不急とされ、健診センターの受付を当面ストップする医療機関や健診機関が散見される。

そこで仕事をしていた健診医は、常勤医の場合は仕事内容が変わってしまうか、悪くすると雇用調整や給与ダウンなど雇用不安に直面。非常勤医の場合は、突然アルバイト先を失う事になる整理解雇といった事態が各地で発生しており健診医やアルバイト先を失った各診療科の医師からの相談や問い合わせが増加している。

アルバイト代で給与や月給の不足を補う医師は多い。医師の世界にも雇用不安や経済不安の影が忍び寄っているのだ。医師の世界でも複数の収入源をキープしておく事の重要性が今、改めて再認識され始めている。

新型コロナの発熱外来を病院外で行う医療機関

新型コロナの発熱外来を病院外で行う医療機関

都道府県や地域からの要請に応える形で、病棟の外にテントを設置して発熱外来を開始する病院が増えている。

病院やクリニックで新型コロナの感染者が出てしまい大変な事になっているのをニュースで見た人は多いだろう。

患者や家族、医師、看護師、病院職員など誰かが感染してしまい、そこから院内感染などクラスターが発生してしまうと外来診療休止や救急受入休止といった緊急措置が余儀なくされる為、コロナ疑いの患者さんへの対応として病棟の外(オープンエアー)に陰圧設備を備えた特殊テントを設置してそこで診察するという対策を採る訳だ。

新型コロナの今、医師採用を強化している病院は?

新型コロナの今、医師採用を強化している病院は?

新型コロナで世界が一変する中、平時では決して顕在化しない医療機関の優劣や組織体質、内情が浮き彫りになる例もある。

医療機関の経営トップが未曽有の混乱に右往左往して自らの保身に走り短絡的な施策を講じる様を見ると、そこで働く医師やコメディカル、事務職員などは先行き不安(経営不安や雇用不安)を敏感に感じ取る。その上、感染不安に曝される勤務が続き労働環境が改善されず見切りを付けた看護師が大量退職。

それを引き金に医師がひとりまた一人と退職して、病棟を診る医師が減り、外科手術の延期や休止も増加、機能不全に陥り病院収益が急速に悪化しているという情報が入ってきているところもある。

 

そんな中、afterコロナやwithコロナを見据えて医師採用をむしろ強化する医療機関が存在するのは頼もしい限りだ。

医師の求人応募は今も大歓迎、面談や面接はZOOMなどオンラインで対応しますと言ってくれる病院やクリニックも増えている。

実際に病院を訪問する事なく、オンライン面接のみで採用内定、契約締結という事例が既に出始めている。

そういう医療機関は経営トップである理事長や院長、事務局長や医師採用担当者の動きが早く的確だ。そして、決断も早い。もし、間違っていたら間違いを素直に認め即座に謝罪、そして、すぐに軌道修正をする。誰も経験した事が無い事が起こっているのだから、こういうトライアルアンドエラーの精神は今のような非常事態にこそ威力を発揮する。

医師紹介のメールを送ると即座に折り返しの電話が掛かってくるなど優秀で誠実な人事採用担当者がいるところは経営トップも人格者である場合が多いように感じる。

やはり組織は人が財産だと再認識する良い機会にもなっている。

 

平時であれば現地を実際に訪問して見て肌で感じてというステップを踏むのが通例で、駅から徒歩で歩いてみたり、車の場合だとルート選択や渋滞状況、所要時間などを確認してから内定を受諾して入職を決めるというのが一般的だが、今はかなりの事がオンラインや遠隔で出来るようになって思い切った効率化が可能だ。

こんな時だからこそ、これまでの常識に囚われず意識改革をして思い切って無駄と思われる事を排除して創意工夫をしてみる。

今のような変革の時に、画期的な技術革新や新たなサービスが生まれてくるのかもしれない。

週3日の常勤医

週3日の常勤医としての勤務は可能か?週3日の医師求人情報の特徴について

週3日勤務で常勤として働く事は可能なのか?

答えは週3日勤務の場合、厳密な意味での「常勤医」としての雇用契約は難しい、となる。しかし、常勤医と同様に社会保険さえ掛けてもらえれば良い、契約は一年更新で良い、といった実質的な面を重視するならば可能性ありとなる。

実際に、週3日勤務であっても、そのような雇用条件で医師を受入れる医療機関が多数派とは言えないものの存在する。

事実、週32時間以内の勤務でも常勤医師と同等の福利厚生で医師を採用する医療機関があるのだ。

常勤医師の32時間ルールと根拠について

32時間ルール

「常勤医師の32時間ルール」とは、一週間の労働時間が32 時間未満の場合は非常勤医師としてカウントするという厚生労働省からの通知を基にした方針の事をそう呼んでいる。

※厚生労働省医政局長通知「医療法第 25条第 1項の規定に基づく立入検査要綱」

一般的には、非常勤勤務の場合は社会保険に加入しづらくなったり、自分で確定申告をする必要が生じたりといったデメリットが生じるので、週4日x8時間=32時間以上働き、常勤医師の身分を選ぶというのが一般的ではある。

この「常勤医師の32時間ルール」=厚生労働省が2014年に出した通達「医療法第 25条第 1項の規定に基づく立入検査要綱」では、週32時間以上勤務しているかどうかが常勤と非常勤の線引きの目安とされている。

実際、この通達は保健所の立ち入り調査で病院の必要医師数をカウントする際の基準とされているが、個々の医療機関では常勤と非常勤の線引きを各々の就業規則などで独自に決めているケースが多いのが実態のようだ。

週3日の常勤医師求人情報の特徴について

まだまだ多数派とは言えないが、医師採用に積極的な医療機関の中には、週の労働時間が32時間以内の医師についても常勤と実質同等の社会保険など福利厚生を整える事で長期間安心して勤務してもらえるように、働きやすい環境整備に力を入れるところも徐々にではあるが出てきている。

例えば、出産や育児による離職防止やキャリアの中断を防ぐ目的で、特に特定診療科(たとえば婦人科など)で女性医師を強く求めていますとか、働きやすい環境を整えていますと声高にアピールする病院もあったりする。また、内科をジェネラルに診てくれる医師へのニーズは多くの病院が持っている。駅から遠いなど交通アクセスが悪い医療機関では医師不足の傾向が強い。そんな医療機関では週3日、社会保険完備という実質的には常勤医師と同等の福利厚生を確保できる可能性があるのだ。

週3日勤務と週4日勤務では病院サイドにとって何が違うのか?

病院

病院サイドから見ると、週3日勤務よりも週4日、週4日よりも週5日勤務してくれる医師の方が有難いというのは事実だろう。しかし、多様な価値観や働き方を許容しないと医師の確保が難しい医療機関では、32時間ルールをクリアできる週4日勤務の医師を常勤医として迎えるところは現に存在する。

しかし、あくまで医師が足りていない医療機関というある種の前提条件が伴う為、医師が充実している医療機関では認められない場合が多いだろう。週3日勤務の場合は、多くは「非常勤医師」という身分での受入検討というのが病院サイドの姿勢だろう。

週3勤務での働き方、ライフスタイルと常勤医として働くメリットを天稟にかけてみる

医師は勤務する病院によっては勤務形態や勤務時間を比較的柔軟に自分でコントロールできる可能性がある職種である。例えば週4日勤務x8時間/日=32時間ルールの条件をクリアし常勤医として雇用契約を締結する事が可能となり、常勤医の安定した身分と社会保険をはじめとする福利厚生の確保を図る事が可能となる。

計算上は、週3日勤務でも早出・遅番などを引き受ける事で、例えば11時間/日の労働条件で雇用契約を締結すれば32時間ルール自体をクリアする事は可能となり、常勤扱いとなる事は理論上可能である。

ただし、この方法は医療法人や病院によって捉え方や方針が異なり、前例が無いなどと杓子定規な対応が返ってくる医療機関は多いだろう。

常勤医の雇用契約は、契約期間の定めが無いいわゆる「無期」雇用契約が一般的で、つまり定年までは簡単に解雇できない(解雇されない)契約という事で、身分としては安定していると考えられている。

「有期」雇用契約の場合は、例えば一年契約で勤務を開始し、年度末に次年度更新の交渉をしていくパターンがあるが、これは病院の事情(経営悪化による人件費削減、医師の入れ替えなど)によって一方的に契約を打ち切られて、次年度更新がされないとか、年俸を大幅にカットされてしまう恐れがあるなど、身分としての不安定感は否めない。

しかし、非常勤医も考え方によってはデメリットばかりではなく、常勤よりも「自由」に「柔軟に」動きやすいという点は医師側にとってのメリットと言えるだろう。

医師としての人生計画から逆算して働き方を考える事が必要

医師の人生計画

医師の考え方や価値観が多様化している中、病院側にも柔軟な勤務形態や働き方(勤務内容)を許容する動きが少しずつだが広がってきてはいる。医師としてのキャリア計画、人生計画、ライフプラン設計から逆算して医師が自分自身の働き方を考える事が以前にも増して重要となってきているのだ。

その場合、従来の常勤先で週5日や週5.5日勤務、外勤バイトで当直といった働き方だけではなく、常勤先で週4日、そして外勤バイトを週1日(常勤先では経験できない症例や治療方法があるバイト先で週1日とか)、週3日は臨床医として、他の日は全く別の生き方をするといった医師も今後は増えてくるのではないだろうか。訪問診療や訪問看護の社会的ニーズも高まっている。

常勤医は当直必須の医療機関が未だに多いが、中には「外来のみ」とか「夜勤専従常勤医(夜間当直の専従医で常勤扱いの医師)」、「病棟管理のみ」といった求人も医療機関側ニーズとして見られるので、面白い求人を見付けたら応募を検討するなど工夫次第で理想の働き方を模索してみるのも良いかもしれない。

あなたの人生計画に基づいたキャリアプランを実現できるような医師求人情報をご提供します。

医師転職コンシェルジュでは、上で見てきたような柔軟な働き方を望む登録会員医師の要望を叶えるために医療機関側と交渉して調整をしてきた経験がありますので、常勤医と同等の社会保険を確保したいけれど、事情があって週3日や週4日しか働けないという医師はお気軽にメールや電話にて詳細ご相談ください。医師会員登録(無料)はこちら

結婚相手の女性を探している適齢期・婚活中の男性医師へ

結婚相手の女性を探している適齢期・婚活中の男性医師へ

愛知県で内科クリニックを運営している医療法人(開業医)の跡取り娘さんが結婚相手となる医師を探しています。

結婚相手の女性を探している適齢期・婚活中の男性医師へ

本日は、男性医師向けに「結婚相手探し・縁談案件」が入ったのでお知らせしたい。

愛知県で内科クリニックを運営している医療法人の理事長(開業医)からお嬢様の結婚相手候補となる独身の男性医師を探して欲しいとの依頼が入ってきた。

弊社の本業は結婚相談所では無いので、結婚相手となり得る候補者(男性医師)が弊社の登録会員医師や接点のある医師の中にいればお嬢さんとお引き合わせをさせていただくところまでアレンジするというのが弊社の役割。

弊社・医師転職コンシェルジュの役目は候補者がいればこのお嬢さんに紹介する事で、それ以降は、お二人の相性が合うかによって結婚を前提とした交際に発展するかどうか、あくまでご本人達次第という案件である。 

ちなみに、このお嬢さん本人は医師ではなく4年制大学卒の一般女性。

年齢は現在30代前半。海外留学経験があり英語堪能、「今後海外留学を考えている医師にはパートナーとしてお役に立てるのではないか、相手の身になって思いやる事ができる優しい女性」というのが御父上(医療法人理事長)の談。

結婚適齢期であり数年のうちに良いお相手とめぐり逢って結婚する事を希望しておられる。

ご本人も御父上(医療法人理事長)も結婚相手には医師を望んでおられ、

そして、いずれは歴史ある医療法人を継承してクリニックの経営を引き継いでいただければとも考えておられる。ちなみに内科の外来診療に加え在宅医療にも力を入れている他、通所リハビリテーションや居宅介護支援事業も展開しておられる。

お相手候補の男性医師に求めるご要望

独身の男性医師

年齢は20代後半~50歳くらいまで

専門科目は内科系、外科系(将来の医療法人継承を見据えてのご希望)

クリニックを継承いただけると有難いが、その時期が来た時にお考えいただければOK

近い将来の結婚を希望して、クリニックの開業も考えているような適齢期の男性医師がいればお引き合わせの段取りをさせていただきますので、ご興味のある男性医師(独身に限る)は下記よりご連絡ください。 

医師転職コンシェルジュ 事務局

メール:info@doctor-concierge.jp  フリーダイヤル:0120-297-488 

オーダーメイドで医師の転職/アルバイト探しをサポート致します。

乳腺外科

【乳腺外科・呼吸器外科の医師求人・希少案件】 “乳腺外科”、“呼吸器外科”でがん診療連携拠点病院(市立病院)へ転職したい医師はいませんか?

関西エリアの「がん診療連携拠点病院」である市立病院から「乳腺外科医」と「呼吸器外科医」を求める医師求人案件が入りました。乳がんや肺がんの手術で地域からのニーズも強い診療科です。今年(2019年)の4月に入職可能な医師を求めています。募集背景は大学医局の事情による派遣医師の退職で、今のタイミングであれば役職や勤務条件など柔軟に調整ができ、4月の入職であれば引継も行えますのでスムースに勤務に入っていただく事ができるかと思います。

求人元の病院は大阪中心部から通勤可能な衛星都市(人口規模10万人未満)にある市立病院で大変綺麗な病院です。高速道路のアクセスが良く車で通勤したい医師にもおススメします。非公開案件につき、病院名など詳細はここでは明かせませんが、希望する医師の方からお問合せいただければ病院側と諸条件の調整を図ります。

乳腺外科医師、呼吸器外科医師・求人概要

◎病院名(非公開)※地域中核の基幹病院(市立病院)

【所在地】関西エリア

【特徴・メリット】

1.がん診療連携拠点病院の常勤スタッフ職(部長職など役職相談可能)です。

2.地域中核・基幹病院の常勤医師として安定した身分と勤務環境です。

3.呼吸器内科、婦人科、麻酔科など他科チームと連携し共同で手術を行う事が可能な診療環境です。

公立病院の乳腺外科や呼吸器外科は通常、大学医局の関連病院として医局に属さない一般からの転職医師を受け入れるケースが少ない診療科目です。

先日お伝えした「小児外科」の常勤医師求人案件と同様にレア案件と言えるものです。本案件にご興味がある乳腺外科医、呼吸器外科医の方は下記までお問合せください。

 

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