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2015/12/05
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今回は公立病院の定期非常勤医師の公募情報をご案内させていただく。 場所は、関西地方。和歌山県橋本市にある橋本市民病院の医師募集情報である。
和歌山県と言っても大阪府の南東部や奈良県南部、或いは和歌山市など三方からの通勤圏にある公立病院で、大阪難波からは南海高野線で45分程度の距離で、そう遠くはない。 世界遺産の高野山にも程近く、大阪や和歌山市のベッドタウンである橋本市は新興住宅が広々と立ち並ぶニュータウンの街並みに豊かな自然が融け合う、そんなイメージの街である。車で移動する先生も多いだろうから京阪神エリアから京奈和自動車道などを利用すればアクセスは意外に悪くない。京奈和自動車道「橋本東IC」からは約10分の距離。
この病院は全面新築移転してから約10年、300床規模の新しくて大きくて綺麗な病院である。 電子カルテ・DPC・病院機能評価・がん拠点など地域の病院としては最先端の病院で、先進的な病院経営改革を進め、自治体病院の経営改善モデルとして注目されている病院である。
この病院が進めてきた経営改革のひとつに「専任の救急医の配置」と「地域包括ケア病棟の稼働」がある。 昨年(2014年)春にHCU(6床)を稼働、救急科を新設し、日勤時間帯の救急受入を実施して以降、それまで手術日は救急患者を受けていなかった整形外科の手術患者が急増。更に整形外科での手術後、それまで他院へ転院させていた患者を、受入能力が拡大した地域包括ケア病棟にて入院受入を継続できるようになった事から病院の収益面に大きく寄与している。救急受入数の増加に伴って経営状況もV字回復を果たした訳である。
その一翼を担う救急専任医は和歌山県立医科大学・救急部から若手医師(卒後5年目クラス)が派遣されてきているが、来年(2016年)春から週2日のみの勤務となる為、残りの平日週3日を担当していただける医師を病院独自に公募する事になったというのが今回の医師募集の背景である。 和歌山県立医科大学・救急部との良好な連携・協力関係は勿論継続しており、今回の医師公募については大学側の理解・了解も取り付けている為、出身大学や医局所属の有無は不問で大学との関係については応募していただく医師の方は心配する必要は無い。
【今回の医師公募に関する募集要項】 1.勤務開始時期:来年(2016年)4月から 2.勤務日:月曜日から金曜日までの平日のいずれでも 週に1日でも複数日でもOK、勤務する曜日は予め決めていただき固定。 3.勤務時間帯:8時30分~17時15分 4.今回当院が求める医師: 当院の救急患者(=内科系、外科系合わせて1日合計10人程度)を断らずに受入れ、 初療をして、各科の専門医に繋いでくださる医師。救急の窓口をしてくださる医師。 入院の主治医は当院の他の医師が担当。患者を受け入れてから何か困った事があれば 専門医が常時いるので相談可能。 5.給与等:固定日給10万円+超過労働給(もし発生した場合は時給1万円) +入院患者1人当たり5,000円のインセンティブ+交通費・宿泊実費
和歌山県橋本市民病院の医師非常勤求人募集要項はコチラ(終了求人) その他の公立病院の医師求人募集はコチラ
◎救急の専門医でなくてOK 来ていただく医師の方は、別に救急の専門医でなくても、内科系・外科系を問わず救急患者を断わらず受け入れてくださる医師ならどなたでもOK。 上述の通り、そう難しい専門的な医療をやっていただく訳ではなく、救急患者受け入れ後、相談したい事があれば、いつも各科の専門医師がいるので、呼んでもらえば良いし、増えたとはいえ救急患者受け入れはせいぜい1日10件程度の由。
忙しさの割には高額の給与(日給10万円+インセンティブ)と言える定期非常勤アルバイト案件ではないだろうか。 勤務条件も良く、経営母体のしっかりとした公立病院で、施設もホテル並みに綺麗であり、アルバイトをお探しの医師の方にとってはなかなかの好条件なので平日の日勤が可能な医師の方は是非ともお力をお貸しいただければと思う。
以上、本日は和歌山県橋本市にある橋本市民病院の救急専任医師の定期非常勤募集について取り上げたが、転職を検討中の医師の方、アルバイトをお探しの医師の方からのご連絡をお待ちしています。先生ひとりひとりに合わせたオーダーメイド仕様で医師の転職、アルバイト探しをサポート致します。 医師転職コンシェルジュへの医師登録はコチラ
関西、和歌山県の医師の転職市場についても以下に記載しておりますので、関西圏での転職、医師求人情報をお探しの方は参考にして頂きたい。 関西の医師転職市場はコチラ 和歌山県の医師転職市場についてはコチラ
著者:三木正孝
医師転職コンシェルジュ代表。医師の方が自分らしい働き方、ライフスタイルを過ごす事が出来る様な転職支援を行う医師転職コンシェルジュを運営しております。医療業界や医師転職に関する情報に独自の意見も加えて発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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