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2016/11/11
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兵庫県は、平成5年に世界遺産登録された姫路城をはじめとし 日本の歴史の中でも重要な役割を多くになってきた県になります。
また県内は、東芝をはじめとした多くの上場企業が工場を置く工業地帯にもなります。
急患者の割合が他科に比べ多く、体力的にもハードとされる 脳神経外科の兵庫県内における状況をお伝えしていきます。
脳神経外科医といっても、対象としているのは脳だけでなく 脊髄や末梢神経の病気も治療を現在では行っています。
脳神経外科医に求められるのは高度な外科手術の腕が筆頭されますが、 実際には診断から術前術後の管理、そして分野を問わない幅広い知識にわたるまで より高い基準の能力を求められます。
その高い能力や技術を認定された資格とされるもので、 一般社団法人 日本脳神経外科学会が定める脳神経外科専門医制度があります。
合格率はここ数年で約70%と決して低くはありませんが、 受験資格の基準を満たすためには、長い間脳神経外科に従事し、 所定の手術数や関わった症例数をこなす必要があるので一概にも簡単な壁とも言えません。
現在、日本全国の脳神経外科専門医の数は 7,622名在籍しています。(平成28年9月現在) (出典:一般社団法人 脳神経外科学会)
兵庫県は全国的にもトップクラスの腕前を持つ脳神経外科の名医や、 年間で多くの症例・手術数をこなす病院があります。
今回はその一部をご紹介していきたいと思います。
奇跡的な手術や通常では無理とされるような高度な技術を用いた手術を 数多く行っていくと人は、「神の手」という言葉でその医師を称えます。
神戸市立医療センター中央市民病院にも、 「神の手」と呼ばれる腕を持った坂井信幸先生がいます。
通常は開頭手術が主流とされるなかで、 マイクロカテーテルを血管に入れ治療する脳血管内治療の第一人者で 2000例以上の豊富な手術経験で日本国内で先生の右に出る医師はいないとされています。
特質すべきは、開頭手術を行わないので手術時間が短く済むことができ また麻酔も局部で良いため、患者さんの体の負担も少なくて済むという利点が挙げられます。
姫路市に年間で脳神経外科手術を200症例以上こなす 実力病院である姫路循環器病センターがあります。
1981年の設立から、心臓血管秒と脳血管障害の二本柱で 地域医療にあたってきた歴史があり、国内でも有数の認知症診療に関しても 取り組んでいる県立病院になります。
2015年に発表された同市にある製鉄記念広畑病院の民間病院と統合案は、 完成目標を2021年に見据えており、病床数700床台超えを見込み さらなる地域医療貢献を視野に入れて活動し続けています。
兵庫県内は、全国的にも医師需要を考えると 潤沢している地域といえますが、郊外の地域においてはまだまだ医師不足している場所はあります。
中心部近郊において、転職やバイトをお探しの先生は、 常に情報収集を怠ることなく行い少しでも自分の希望する条件に近い場所の情報を仕入れておく必要があると言えます。
逆に郊外の医師不足が懸念される地域で、 勤務希望の方はぜひともお声掛けいただきたいと思います。
医師転職コンシェルジュでは、 一人一人の先生方がより自分が望む環境で働くことができるお手伝いをしてきました。
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著者:医師転職コンシェルジュライター
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