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2016/12/19
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東北唯一の政令指定都市に認定された仙台市を有する宮城県。
宮城県民の人柄は、杜の都と呼ばれる県内の豊かな大自然のように 朗らかで人当たりの良い県民性と言われています。
医療の面では、県の中心部である仙台市に医師が集中している状態であり、 特に被災による被害の大きかった沿岸地域には、現在もなお慢性的な症状で治療を必要とする患者さんたちが多くいます。
今回は外科の中で、最もニーズのある消化器外科の情報についてお伝えしていきます。
昭和42年に開院し、スタッフの全員が消化器外科専門医の資格を持ち 高い水準で治療を行い続けているのが、宮城県立がんセンターです。
治療からその後のケアも含め、より質の高い医療を提供できるように 様々な職種からチームが結成されています。
年間の手術件数は約400件以上で、県内でもトップクラスの実績を誇ります。
また外科治療、診療の開発・研究にも余念がなく、 常に最先端の医療体制で、地域医療を支え続けています。
引用:宮城県立がんセンター
宮城県内の医師転職マーケットについて
受験資格を得るためには医師免許を取得し、2年間の研修期間を経て、 日本消化器外科学会が定めるカリキュラムを5年以上経験した後、書類審査の後にようやく受験資格を得ることができます。
その後の合格率は例年で約75%前後と発表されています。
2016年10月26日現在における消化器外科専門医は、全国で6126名が登録されており 宮城県内の専門医の数は、133人となっています。 出典:日本消化器外科学会
最短で専門医資格を目指しているのであれば、働く環境を整えることは死活問題になってきます。
消化器外科は臓器の数も多いので、それに関連する幅広い知識を有することも試験のみならず現場でも求められます。
様々な症例を経験することができ、オペの数も常日頃からこなせる環境でなければ カリキュラムに示された450例以上の総手術件数をクリアすることができずに、いつまでたっても受験資格すら得ることはできません。
「このままでは受験資格すら危うい、何とかして現状を改善していきたい」とお考えであれば、 一度私たちにご相談いただければ、あなたにとっての最適な環境を作るためのお手伝いをいたします。
最近の医師不足が嘆かれる医療の現場では、科目を問わない幅広い知識と技術が求められる現場が 多くあります。
宮城県内の消化器外科においても同様であり、そもそも消化器外科ではなく一般外科という 大きな括りで、内視鏡などの診察も含めた総合的な働き方を求められる病院が多いのが現状です。
求人案件を見ながら、自分の希望に合うものは思うようにないと 思われているのであれば、先生の希望する条件などを教えていただければ 直接、病院に交渉することもできるので、ぜひ諦めずにお問合せいただければと思います。
著者:医師転職コンシェルジュライター
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