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2016/12/26
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プライマリーな対応を求められることが多い一般内科は今、 様々な診療科がある医師の世界でも、最も活躍の場が広がっている診療科のひとつに挙げられます。
病院やクリニック、施設の種類を問わず、 訪問診療や在宅医療の拡がりも相まって、医師不足が深刻な北海道ではたくさんの医師求人募集が出されている状況です。
北海道がその広大な面積をカバーすべく行っている地域医療の活動について、お伝えしていきたいと思います。
現在の日本は超高齢化社会に向けて、変化しつつあります。
2025年には、団塊の世代が75歳以上となり これまでの「病院完結型」の医療から、地域や自宅で医療を受けられるようにする 「地域完結型」の医療に変えていく必要性が求められています。
道内の広大な面積を持つ二次医療圏においては、 医療機関の数が限られているため、地域の医療機関は複数の役割を担わなければならない必要性が 出てきています。
住み慣れた地域で医療を完結させるためには、 在宅医療や介護サービスの整備や推進がより求められます。
医師をはじめとした医療スタッフや財源など、全てが有限の資源であり、 医師不足が問題視される地域においては医師ひとりひとりが本当に貴重な存在になります。
本当に治療を必要とする重症患者への対応のためにも、 「コンビニ受診」と言われる緊急性が無いにも関わらず診療時間外の受診や、 救急車を利用する患者数を減らす必要が出てきます。
医療に関係する人たちは言うまでも無く人であり(ロボットではなく)、 極端で劣悪な労働環境に居続ければやがて摩耗しきって、退職の原因に直結しかねないからです。
患者、地域住民を含めた人たちの協力なくては、 地域を包括するケアシステムの完成はないからです。
中心市街地活性化の取組として、商業ゾーンに加えて、医療・福祉ゾーンを設置し、 三世代が交流できるコミュニティの形成を目指しています。
空き家データベースを構築し、家屋の老朽化で自宅に住み続けるのが 困難な高齢者に対して、住替えを促す取組を行っています。
それにともなった生活に関する支援(金銭管理、家計の助言)も実施しています。
一般内科は様々な疾患が増え続けている中で、とても需要の高い診療科になります。
北海道では医師不足問題により、札幌市や旭川市、函館市などを除く地域では、専門科に特化した業務内容の医師募集は少なく ほとんどが一般内科・総合内科での医師募集が多く見られると言っても過言ではありません。
医師確保のために、道内でも様々な施策が考えられていますが、
これまでに医師転職コンシェルジュでは、
・給与アップしたい
・家族との時間を増やしたい
・スキルアップしたい
といった希望を持つ医師の方々の転職活動を、応援してきました。
医師転職成功事例はこちらから
宜しければ、気軽にお悩みや転職に関して悩んでいることなどを、 ご相談いただければと思います。
著者:医師転職コンシェルジュライター
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