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神奈川県逗子市での(院長)求人募集。そもそも管理医師とは?

神奈川県逗子市での管理医師(院長)求人募集。そもそも管理医師とは?

前回のコラムで神奈川県逗子市のクリニックにおいて管理医師(つまり院長)を募集しているという話題を取り上げた。糖尿病・甲状腺・生活習慣病などの専門診療クリニックでの院長職にご興味のある医師はいませんか?というタイトルでお届けした訳だが、今回のコラムでは「管理医師」とは一体なんぞやという事でその内容を確認してみたいと思う。

と言うのも、これまでに何度か医師の方から「管理医師になって欲しいと打診されているのだが、管理医師というものがそもそもよく分からない、引き受けても大丈夫なのだろうか?」といったご相談を受けた事があり、この管理医師という言葉の定義をここで再確認しておこうというものである。

管理医師とは? 管理医師についてご説明します。

いわゆる「管理医師」は医療法において定義されている。
医療法第10条と15条にその記載があり、そこでは「病院又は診療所の管理者」という表現になっている。

(以下、医療法の該当条文を転載)
医療法第10条:病院又は診療所の開設者は、その病院又は診療所が医業をなすものである場合は臨床研修等修了医師に、歯科医業をなすものである場合は臨床研修等修了歯科医師に、これを管理させなければならない。

医療法第15条:病院又は診療所の管理者は、その病院又は診療所に勤務する医師、歯科医師、薬剤師その他の従業者を監督し、その業務遂行に欠けるところのないように必要な注意をしなければならない。

この「管理者である医師」の事を慣例的に「管理医師」と呼んでおり、通常は院長が管理者となっているケースが多い。そして雇われ院長が退職してしまうと、そのクリニックは管理者が不在という状態になり、そのままでは診療を続ける事ができなくなってしまう。
結果、保健所にクリニック(等)の「休止届」を提出しなければならなくなり、休診に追い込まれるという訳である。
管理医師が見つからなければ取り敢えず一旦休止にして、管理医師が見つかり次第、診療を再開する事は可能だが、患者さんが離れてしまい、(収入が無いのに)クリニックの賃料(家賃)を払い続けないといけないし、何よりスタッフの雇用維持をどうするのかといった問題がある為、そう簡単に休止にする訳にはいかない。そこで管理医師の急募という医師求人案件が出てくるのである。
管理医師(管理者)は診療所(クリニック)における『管理責任者』なので、基本的に常勤医師である事が求められる。
また、管理医師(管理者)の兼任は原則として認められない。

まあこの辺りは常識的に考えて当然とも言える内容だろう。

運営母体(クリニックの開設者)がきちんとした医療法人であれば、そのクリニックの管理者たる院長を引き受ける事自体は(その中身・内容を理解している事が大前提であるが)、特に問題は無いだろう。

運営母体が医療法人でない企業の管理医師募集の案件は慎重に

しかし一方で、医療法人ではない一般企業が医師を募集するようなケースでのクリニック院長求人募集(管理医師求人募集)には少々注意が必要である。
事例として多いのは美容系クリニックでオーナーが(医療法人でない)個人や一般企業(美容エステ会社など)というケースが挙げられる。

運営母体が(きちんとした)医療法人であれば、通常、クリニックの開設者はその医療法人の理事長という事になるが、オーナーが医療法人ではない場合、実態は「雇われ院長」のはずなのに、契約上は医師(雇われ院長)が「開設者であり管理者」という医師による個人開業という体裁を取るケースが見られる。
その契約内容を理解して引き受けるならば問題は無いが、何か事故や問題が起こった際に、責任を問われるのは勿論、管理責任者たる院長(医師自身)なのである。

そして医療機器のリース契約も院長名義となり、万一経営が破綻した場合の債務(負債)も振りかかって来るといったリスクも考えておかなければならない。
医業収益は当然、クリニックへ一旦入ってくるが、院長が手に出来るのは、取り決めの給料(もし取り決めがあれば+インセンティブ)のみで、クリニック経営が大成功しても収益の多くは(業務委託費用やコンサルティング料などの名目で)出資者たるオーナーに渡ってしまう。

ある意味で「オーナー=資本家」と「労働者=雇われ院長」という図式で、契約を交わす訳であるから、オーナーが一方的に悪者という訳では無いが、この構図でクリニックの「開設者」並びに「管理者」になるという事は、経営上のリスクや管理上のリスクを背負い込むのと同義である事を理解しておく必要があるだろう。
いわばクリニック立ち上げに関する様々な面倒な手続きをお膳立てしてもらう代わりに医師側は「医師免許」という“葵の御紋”を提供し、クリニック運営を始めるという形態である。
中には財務面(資金面)の支援や患者集め、それに保険請求事務やスタッフ採用といったバックオフィス業務を含めた経営サポートをしっかりと行なってくれ医師と二人三脚で経営に当たってくれる場合もあるだろうから一概にこの形態が悪いとも言えないが、そういう内容だという事を理解しておく事が肝要である。

逗子金沢内科クリニックの運営母体は医療法人だから安心

なお、前回と今回のコラムで取り上げた神奈川県逗子市の逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)求人募集案件は、運営母体がきちんとした医療法人である為、(言うまでも無いが)開設者になる事を求められるものでは無く(開設者は「医療法人みなとみらい」である)、院長として通常のクリニック運営と診療を行い、管理者(医師)として求められる管理義務、注意義務を果たしておれば、何か問題が起こったとしても、それ以上の責任を問われるものでは無い事は申し添えておく。

将来の開業を考えている医師の方などは、先ずはこのような運営母体がしっかりとしたクリニックにて、雇われ院長(管理医師)として相応の給与(年俸)を貰いながら貴重な経験を積まれる事も一つの選択肢ではないだろうか。

【逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)募集条件】
勤務日数は週4日~5日で応相談。想定年収は1,500万円~1,900万円。

神奈川県逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)求人募集要項はコチラ(終了求人)
その他の院長求人募集案件はコチラ

雇われ院長、管理医師の医師求人募集をお探しの医師の方で糖尿病・甲状腺・生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群、内分泌分野などを診られる先生で本案件にご興味のある方は是非ご一報いただければと思う。

以上、今回ご紹介した案件以外にも様々なエリア、様々な診療科(眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、内科などなど)において院長求人募集(管理医師求人募集)が医師転職コンシェルジュには寄せられています。先生ひとりひとりに合わせたオーダーメイド仕様で医師の転職、アルバイト探しをサポート致しますので院長募集案件のみならず、医師求人案件をお探しの医師の方はどうぞ気軽にご連絡をください。お待ちしております。

以下に、非公開ではない神奈川県の医師の求人募集情報をご紹介致しますので、今回の案件以外にも興味のある方はご覧頂きたい。
神奈川県常勤医師求人募集情報はコチラ 神奈川県非常勤医師アルバイト求人募集情報はコチラ
神奈川県医師転職市場についてはコチラ

神奈川県逗子市にて管理医師(院長)を募集。糖尿病・甲状腺・生活習慣病などの専門診療クリニックの院長職にご興味のある医師はいませんか?

神奈川県逗子市にて管理医師(院長)を募集。糖尿病・甲状腺・生活習慣病などの専門診療クリニックの院長職にご興味のある医師はいませんか?

今回はクリニックの管理医師(つまり院長)を急募している医療法人からの医師求人依頼案件をご紹介したい。来年(2016年)3月一杯で現在の管理医師である院長先生が実家の医療施設を継ぐ為に退職する事が決まっている。従って、それまでに後任の管理医師を決定する必要があり、後任の院長になっていただける医師を募集したいというのが今回の医師募集の背景である。

今回の管理医師(院長)を募集している医療法人について

今回、医師(院長)を募集しているクリニックは逗子駅のすぐ近くにある「逗子金沢内科クリニック」。運営母体は「医療法人みなとみらい(金沢内科クリニックグループ)」である。

「医療法人みなとみらい」は、横浜を中心に横浜市金沢区・西区(みなとみらい)・南区(浦舟)・逗子市・藤沢市(南藤沢、辻堂)の5つの地域で、糖尿病・甲状腺・生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群などを対象とした専門診療を行っている医療機関である。
その歴史は、横浜市立大学附属病院第三内科内分泌・糖尿病グループ責任者(講師)として甲状腺外来、糖尿病外来の診療にあたっていた田中俊一博士(前横浜市立大学教授、現理事長)が、大学を離れて同僚の医師6名とともに大学病院では難しい「患者さん中心の専門外来」を目指し、1997年10月、横浜市金沢区にクリニック(金沢内科クリニック)を開設した事に始まる。

当初から、大学病院と同等の医療レベルを持った糖尿病・甲状腺専門クリニックとして、外来インスリン療法の導入、SMBG指導、療養指導士による運動生活指導、管理栄養士による受持制の栄養指導、定期的な合併症検査、甲状腺バイオプシー検査の実施、糖尿病専門眼科の併設(横浜市大眼科より)など、疾患に対する総合的な診療を実施すると共に、常に最新の治療法を取り入れる事に努めてきた医療法人で、現在は上記の5地域に加え、東京都内(新宿駅東口)にも「東京睡眠代謝クリニック新宿」を開設している。

また、金沢内科クリニックグループは、国内で初めて大学病院以外で糖尿病患者を対象とした臨床試験を実施した専門クリニックとして知られ、現在も「他ではまだ受けられない最新の治療法を含め、つねに最善の治療法を患者さまに提供できる」という事をモットーに、臨床研究活動を実施している。

今回管理医師(院長)を募集している逗子駅前の「逗子金沢内科クリニック」は2004年5月の開設。金沢内科クリニックグループは更に2006年10月に横浜市大センター病院前に「浦舟金沢内科クリニック」と藤沢駅前に「藤沢金沢内科クリニック」を、2008年1月には、みなとみらい地区に「みなとみらいクリニック」を、2012年6月には「辻堂金沢内科クリニック」を開院している。
また、今年(2015年)6月には、「できるだけ薬は少なくし、正しい睡眠を基本に糖尿病、高血圧を治療する」事を目標に、東京新宿駅東口駅前に「東京睡眠代謝クリニック新宿」を開設し、東京で“新しい専門クリニック”として活動を開始している。
これらの展開を行っているのが今回の医師求人元「医療法人みなとみらい」である。

日本甲状腺学会認定専門医施設
上記に加え、特筆すべき点として挙げられるのが、グループ施設の「みなとみらいクリニック」が「日本甲状腺学会認定専門医施設」という事である。神奈川県内では、2施設目となる日本甲状腺学会が認定した専門医施設なのである。将来開業を考えている医師の方や甲状腺専門医を目指す医師の方は転職先候補のひとつとしてご検討対象にしてみられては如何だろうか。

今回の院長求人における勤務日数や年収の勤務条件について

逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)募集条件
勤務日数は週4日~5日で応相談。想定年収は1,500万円~1,900万円。

逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)求人募集要項はコチラ(終了求人)
その他の院長求人募集案件はコチラ

雇われ院長、管理医師の医師求人募集をお探しの医師の方で糖尿病・甲状腺・生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群、内分泌分野などを診られる先生でご興味のある方は是非ご一報いただければと思う。

本日は神奈川県逗子市にある逗子金沢内科クリニックの管理医師(院長)求人募集について取り上げたが、次回コラムでは「管理医師」について少しみていきたい。

以上、今回ご紹介した案件をはじめ医師転職コンシェルジュには様々な診療科の医師求人案件が寄せられています。先生ひとりひとりに合わせたオーダーメイド仕様で医師の転職、アルバイト探しをサポート致しますので転職を検討中の医師の方、アルバイトをお探しの医師の方はどうぞ気軽にご連絡をください。お待ちしております。

以下に、非公開ではない、神奈川県の医師の求人募集情報をご紹介致しますので、今回の案件以外にも興味のある方はご覧頂きたい。
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希少!高額年俸・病院長、副院長を募集する非公開の医師求人募集案件(富山県○○市)

希少!高額年俸・病院長、副院長を募集する非公開の医師求人募集案件(富山県○○市)

今回は目下、水面下で「病院長と副院長を募集」している非公開の希少な医師求人募集案件をご紹介したい。
このコラムを読んで「病院長なら自分は正に適任!」、「我こそは!」、「まずは副院長からなら・・・」と感じる医師の方は是非とも詳細についてお問い合わせいただきたい。
全く転職を考えていなかったけれど、一度話を聞いてみたいという医師の方もどうぞ気軽に連絡をいただきたい。

本来であれば詳細をこちらでもお伝えしたいところではあるが、病院長、副院長の医師募集案件という特性上、どうしても情報の秘匿性が求められるので限られた情報しか公開できない点はご理解願いたい。

病院の所在地は北陸・富山県○○市。
年俸は病院長2,500万円程度、副院長2,000万円程度はご提示可能。当直手当は別途支給。
病院規模は100床未満。一般病床から地域包括ケア病棟への切り替えを予定している。

慢性疾患の患者さまが多い病院の為、どちらかと言うと内科系(一般内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科など)で幅広く診療をしていただける医師の方々が向いている施設と言えるかも知れない。
募集背景は現在の院長先生がご高齢の為、将来を見据え、組織の若返りを図りたいというもの。
週4日の勤務から相談可能(上記の年俸は週5日の場合)。
定年は一応65歳となっているが契約更新(嘱託契約へ移行)で継続勤務も可能であり、定年後の転職活動を心配する必要はない。勿論、定年を機に引退したいという場合は一つの区切りとされるのも良いかも知れない。

富山県はご存知の通り、今年の4月に北陸新幹線が開通して、富山駅-東京駅のアクセスは格段に向上している。僅か2時間弱の距離である。
また、富山きときと空港-羽田空港の直行便も就航しており平日は富山に単身赴任、週末は帰省といった働き方も可能である。
富山は全国一家が広いという統計データがある程、居住環境は良好で食文化も申し分ない。
新鮮な魚介類が揚がる富山湾や立山黒部アルペンルートに代表されるように自然環境に恵まれ、水資源も豊富。豊富な水資源を背景に水力発電が活発な為、電気代(北陸電力)が安いという事も居住環境の良い一因であろう。

良好な教育環境や住みやすさも全国トップクラスの富山で病院長、或いは副院長職で医師として新たな一歩を踏み出してみられては如何だろうか。

今回の病院長、副院長職のような医師求人募集案件だけでなく、このような医師求人募集案件にご興味がある医師の方は、本サイトの医師登録からご登録下さい。

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